GitHub async merge API が一般提供に。使い方・スタック PR 対応・従来 API との違いを一次情報で解説(2026年10月1日発表)
GitHub が 2026年10月1日に発表した async merge API(非同期マージ API)の一般提供は、プルリクエストのマージを非同期で処理する API で、スタックされたプルリクエストに対応する唯一のマージ API として、プログラムによるマージの推奨経路に位置づけられました。できること・使い方・従来 API との違いを一次情報で整理します。
結論から言うと、2026年10月1日に発表された GitHub 非同期マージ(async merge)API は、プルリクエストのマージを非同期で処理する API の一般提供(GA)開始です。プレビューではなく、プログラムによるマージでは従来の同期 REST エンドポイントや GraphQL ミューテーションの代わりに、この非同期マージ API が推奨される方法(recommended path)になりました。使い方は、PUT でマージリクエストを送信し、返されたリクエスト ID を使って GET でポーリングしてステータスを確認する 2 段階です。以下、できること・動作の仕組み・従来 API との違いを一次情報の出典付きで解説します。
本稿では、何ができるようになったか、マージがどう処理されるか、既存の同期 REST エンドポイントや GraphQL ミューテーションとの違いを、公式の一次情報だけから整理します。本文中の値はすべて出典付きで、取得日は 2026年10月5日です。
async merge API でできること(個別・スタック PR・マージキュー)
- 個別または積み重ね(スタック)されたプルリクエストのマージ。スタックされたプルリクエストをサポートする唯一のマージ API と公式に記載されています(出典: 同)。
- プルリクエストをマージキューに追加できます(出典: 同)。
- プルリクエストを直接マージできます(出典: 同)。
- 権限があれば、保護ルールをバイパスするオプションも利用できます(出典: 同)。
動作の仕組み: PUT で送信して GET でポーリング
非同期で処理されることで、単一リクエストで複雑なマージの完了を待つ必要がなく、混雑したリポジトリでも自動化が扱いやすい、と発表は説明しています(出典: 同)。マージの完了を待つ時間がそのまま API 呼び出しの待ち時間にならないため、自動化スクリプト側はリクエストを送った後にステータスを確認する作りになります。
リクエストのパラメータと例は、apiVersion 2026-03-10 の公式 REST API ドキュメント「Merge a pull request asynchronously」に記載されています(取得日 2026年10月5日)。なお、エンドポイントのパスそのものは今回取得した発表のページには記載がなく、公式未公表です。参照先として公式 REST API ドキュメント(apiVersion 2026-03-10)が案内されています。
従来の同期 REST エンドポイント・GraphQL との違い
つまり、既存のマージ自動化が動かなくなるような廃止の発表ではなく、これから書くプログラムによるマージの選択肢として公式が非同期マージ API を推す形です。既存の同期 REST エンドポイントや GraphQL ミューテーションを使い続けることもできますが、スタックされたプルリクエストのマージは、この API だけが公式に対応しています(出典: 同)。
GitHub の REST API まわりの保護設定(ルールセット)を API から扱う方法は、別稿で解説しています。GitHub coverage ruleset REST API の解説記事
よくある質問
Q. GitHub async merge API とは何ですか?
プルリクエストのマージを非同期で処理する GitHub の API です。2026年10月1日に一般提供(GA)になりました。プルリクエストのマージ、マージキューへの追加、スタックされたプルリクエストのマージができ、権限があれば保護ルールをバイパスするオプションも利用できます(出典: GitHub Blog Changelog 2026年10月1日、取得日 2026年10月5日)。
Q. GitHub 非同期マージ API の使い方(手順)は?
PUT でマージリクエストを送信し、返されたリクエスト ID を使って GET でポーリングしてステータスを確認します(出典: 同)。リクエストのパラメータと例は、apiVersion 2026-03-10 の公式 REST API ドキュメント「Merge a pull request asynchronously」に記載されています。なお、エンドポイントのパスそのものは発表のページには記載がなく、公式未公表です(取得日 2026年10月5日)。
Q. 従来の同期 REST エンドポイントや GraphQL ミューテーションは使えなくなりますか?
使えます。同期 REST エンドポイントと GraphQL ミューテーションは引き続き存在します(出典: 同)。今回の変更は、プログラムによるマージの推奨経路を非同期マージ API に指定したことが主です。スタックされたプルリクエストのマージが必要な場合は、この API が公式にサポートする唯一のマージ API です(取得日 2026年10月5日)。
Q. スタックされたプルリクエストのマージに対応していますか?
対応しています。個別または積み重ね(スタック)されたプルリクエストのマージができ、スタックされたプルリクエストをサポートする唯一のマージ API と公式に記載されています(出典: GitHub Blog Changelog 2026年10月1日、取得日 2026年10月5日)。
AI開発ツール速報(当サイト)は、GitHub・npm・Cursor・VS Code など開発ツールの仕様変更や機能追加を、公式発表への出典付きで最速でお届けする速報メディアです。マージの自動化は GitHub Actions や CI 連携の土台になる部分のため、async merge API の関連更新も当サイトの一覧で確認できます。
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